三室山(1358m)〜波佐利山(1192m)〜赤谷山(1216m)

2011/2/22 晴れ 【コースタイム 7時間35分・休憩40分】 MAP スノーシュー
林道分岐(50分)三室山登山口(80分)三室山(155分)波佐利山(110分)赤谷山(60分)新戸倉トンネル
積雪のため道は不明瞭です。


三室山登山口


三室山手前稜線からの展望
絶好の縦走日和が到来。昨秋の赤谷山〜波佐利山の縦走と、先日の赤谷山と三室山の状況確認を終えて三室山〜赤谷山の縦走を実行することにした。
三室竹呂林道分岐まで車で送ってもらい7:00前に歩き始める。登山道の雪は良く締まっていて、三室登山口からは林の中を直登し、今回鎖場は高巻きして稜線に出た。最近の暖かさで霧氷が見られないのは残念である。


三室山頂上・左後は青ヶ丸と仏ノ尾


波佐利山へ縦走開始
三室山に到着、予定より早い。
それにしてもこの展望の良さ、氷ノ山や東山は無論遠く大山まで望める。
さて、この三室山からがメインの縦走開始となる。


縦走路からの展望・下に続く

縦走路からの展望
縦走、次の目的は北東の1202mピークだ。
大きな雪原の中をいっきに150mほど下っていく。三室山からはトレースは全く無くなり展望は抜群で心地良いことこの上もない。


振り返って望む三室山


前方に1202mピーク
1202mピークまでに大小1つづつのピークを越すが振り返って見る三室山の勇姿、三角に尖った姿にはほれぼれする。北から西に見える山々が青空の中に雪を頂いた姿も素晴らしい。2つ目のピークを過ぎ、再び150mほど下ると大きな雪原となり前方に目指す1202mピークが鋭く聳えていた。


三室山と歩いてきた稜線


波佐利山へ
登り返しは100m余りの急坂だが素晴らしい景色を見ながら休み休み登るのでそれほどしんどくは感じない。1202mピーク着。アンパン休憩して波佐利山へ向かう。100m余りを一気に下る途中からは雪庇が続いており、雑木と雪庇の間を注意しながら徐々に登り返していく。雑木の間からは展望ができた。


波佐利山周辺は雑木が多い


波佐利山頂上・氷ノ山と赤谷山が見える
雑木が多くなり、赤谷山への稜線を右に外れると波佐利山に到着。
下山予定時刻の連絡を自宅に入れ、日射しを避けてゆっくり昼食とした。無雪時には展望の無い山頂だが今日は氷ノ山や赤谷山が見える。
ここまできたらなんだか一安心だ。
それにしてもこの縦走路における波佐利山の存在感の無さはどうだ、途中のピークに標高や展望において引けを取っているためだろうか。


縦走路から望む藤無山(中央後)三久安山(右)
いよいよ最後のピークである赤谷山に向けて出発。心配なのは暖かさで雪の締まりが無くなり歩き難くなることである。
波佐利山から少し歩いたところで藤無山などが望めるが、赤谷山までの前半はあまり展望は良くない。秋の縦走時に見た大杉は大雪で枝が折れている。


赤谷山へ


縦走路
赤谷山への後半は展望が良くなり、目指す赤谷山や氷ノ山が樹間から覗く。


稜線から望む くらますと東山


近づく赤谷山
赤谷山へ最後の登りは100m余りで踏ん張りどころである。
その急坂を登り終えると尾根からの雪庇と氷ノ山がとても綺麗だ。


目前の赤谷山


赤谷山頂上・氷ノ山を望む
赤谷山に到着。自宅に連絡をして1時間後の迎えを依頼する。
360度の展望を楽しみながらふと思った事は「氷ノ山まであと4時間余りか・・」だった。この展望に万歳した加藤文太郎なら「日の暮れる前に福定に着ける」と言ったのでは。


赤谷山より望むスタートした三室山(左後) 右後は くらます
下山は氷ノ山を真正面に眺めながら下りかける。この時、眺めがあまりにも綺麗だったのでストックを忘れて下りかけていた。
途中から、最近よく利用する道の無いルートを下るが、結構トレースがあるのが意外だった。15:10、待望の縦走を終えて無事、新戸倉トンネルに下山、迎えの車で帰路に着く。


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