三室山(1358m)〜竹呂山(1129m)

2011/2/11 曇り 【コースタイム 5時間30分】 MAP スノーシュー
林道分岐(45分)三室山登山口(110分)三室山(100分)竹呂山(55分)竹呂山登山口(20分)駐車地
積雪のため道は不明瞭です。


三室山登山口


植林
大雪は南部を中心としたもので、霧氷を見に北部の三室山へ行ってきた。
コースは三室山〜竹呂山へ周回する予定で、三室登山口へ歩き始める。
登山口からは夏道を外れて急坂を直登する。新雪は10pほどで雪は締まっていて歩き易い。植林帯を抜けて振り返ると後山等が見えてくるが、一瞬でガスに覆われたりして天気は不安定である。


稜線


雪が吹き飛んだ頂上(片側雪庇)
前方に大量の雪を抱えた大岩の手前を左に行くと真っ白な世界に入る。待望の霧氷である。すぐに鎖場となり通常は鎖場を登るが、鎖場を巻いて登ってみることにする。凍結した雪の上に新雪が20pほど積もり急坂で大変滑りやすく慎重に登る。稜線に出て風とガスが厳しい中、頂上に無事到着。


波佐利山への縦走路
頂上をそのまま通過し波佐利山方面へ下ってみると、広く長い雪原が北東に延びている。その様子だけ見てすぐに頂上へ引き返し、展望の無い中で食事をして竹呂山へ向かった。


竹呂山へ


ブナ林
縦走路では登るときに見えていた通りの素晴らしいブナの霧氷が見られる。
気になっていた岩場周りも凍結は無く、意外と簡単にトラバースできた。


三室山竹呂山縦走路より後山連山を望む
縦走のハイライトはここからで、時々さっと薄日が射し千種の街や後山連山が見え、振り返ると雪原とブナの霧氷がまさに感動ものである。
竹呂山に近づくにつれ霧氷は無くなってきて雑木が多くなる。


竹呂山


標識より下山
鞍部には右手へ下山道の案内があり、下山は未踏のこのコースを下ることにしてそのまま竹呂山を目指す。小ピークを越えると頂上に着き写真だけ撮って、標識のある鞍部に引き返した。


下山道より望む後山


竹呂山登山口
下山道は少し急な桧の植林帯を下り、やがて左に谷を見ながら尾根の途切れるところまで下って、谷を数回渡りながら黄色いフェンス沿いを歩いていくと林道に出た。あとは林道歩きで登山口まで戻る。竹呂山は個人的にカンカケ峠(道は無いけど)からの方が自然林や展望があって良いように思う。


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