氷ノ山(1510m) 兵庫県・鳥取県

2006/5/28 曇りのち時々雨 【コースタイム 3時間45分】 MAP

仙谷・車道脇空地(95分)仙谷口(21分)頂上
頂上(23分)仙谷口(27分)氷ノ越(34分)わかさ氷ノ山キャンプ場(25分・車道)仙谷・車道脇空地

宍粟市波賀町から国道29号を北へ。戸倉峠を越して鳥取県若桜町の氷ノ山スキー場の標識を右折、車道を進み約7km先のスキー場の標識を右折、やまびこ荘の右を走行し、アルパインヒュッテ下の空地(P)まで。
WC(スキー場・頂上・キャンプ場)


登山口
今日の氷ノ山は大賑わい。自然学校の小学生が300名足らず、他に一般団体、小グループ、単独など100名ほど。そんな中で仙谷コースは私達を含め4名だけ。その仙谷に花を求めて登り始めた。
昨年の春に登った時はサンカヨウに少し早かったので今年は少し後に行くと決めていた。
登山道脇にはニリンソウ、ユキザサが多い。

登山道の新緑

サンカヨウ

荒れた仙谷
少し登るとサンカヨウが咲いていた。既に終わりかけている花もあり少し遅かった・・と思っていると、登るにつれて見頃になってきた。
沢沿いの新緑も綺麗だ。
そのうち登山道は少し荒れてくる。

最初の鎖場へ
今の時期の仙谷コースはよく荒れている。だが、所々に標識が見え、新しい赤いテープが張られていたので道は判った。

最初の鎖

花の咲く登山道

サンカヨウ

サンカヨウの群落
ニリンソウの咲く急登を過ぎて最初の鎖場を登るとサンカヨウの群落に出合う。まだ蕾もたくさんあった。
花で目の保養をしてから沢沿いを登り、沢を離れてからブナ林へ入る短い急坂を登った。

急登・ブナ林
ブナ林では新緑が綺麗で度々、立ち止まる。と、いっても急登なので息が切れるからである。
この辺りから強風が吹き空が暗くなり始めた。
稜線の仙谷口に着くと大勢が休憩していた。
こしき岩を巻いてから下山する大勢の人と擦れ違う、頂上直下の登山道がドロドロで誰もが歩きにくそう・・当然、私達も。

頂上
頂上に着くと看板の周囲は写真を撮る人でいっぱい。小屋の中は満員。トイレの2階には何人かの人。トイレには行列ができている。
賑わった頂上で風が避けられる場所を探し昼食を摂った。昼食後もガスのため展望は利かないので氷ノ越から下山することにした。

氷ノ越へ
下山中は自然学校の子が長蛇の列となり登ってきて、泥で道が滑りやすく擦れ違いも困難となる。その上、下山組も列を成しておりその最後尾に着く。
元気良く登ってくる子供達が微笑ましい、自分が小学生の時ならきっと嫌々登っただろう・・。
仙谷口で下山組を追い越し、所々ぬかるんだ稜線を歩き氷ノ越まで下山した。

キャンプ場へ下山
氷ノ越からの下りではサンカヨウ、ニリンソウ、エンレイソウなどが咲いていたが仙谷よりは開花が早そうだった。
途中で小雨が降り始め、昨日の駒ノ尾と同じ様な天気だと言いながら車道を歩き仙谷登山口へ戻った。
今日もなんとか雨合羽を着ずに済んだが、登山靴とスパッツの汚れ、山の混雑には参った。

ニリンソウ

イワカガミ

ユキザサ
他に、エンレイソウ、ムシカリ、ホウチャクソウ、コンロンソウ、スミレなど


HOME
inserted by FC2 system