三ノ丸(1464m)〜氷ノ山(1510m) 兵庫県・鳥取県

2006/11/12 雪 【コースタイム 4時間30分】 MAP

坂ノ谷林道分岐(5分・林道)坂ノ谷登山口(65分)坂ノ谷コース・殿下コース分岐(10分)三ノ丸
三ノ丸(45分)氷ノ山(40分)三ノ丸(35分)殿下登山口(30分・林道)滝入口(逆水の滝・往復20分)
滝入口(20分・林道)坂ノ谷林道分岐(車)羊ヶ滝(往復10分)

中国道山崎ICより国道29号を北へ。戸倉峠手前のやまめ茶屋・氷ノ山登山口の標識を右折。林道(悪路)を進み、坂ノ谷登山口と殿下登山口の林道分岐まで。 P(分岐の路肩) WC(頂上と殿下登山口は冬季閉鎖・三ノ丸)


坂ノ谷林道の紅葉
山へ行くとも、何をするとも決めずのんびりと自宅に居たが、急に雪の氷ノ山へ出掛けることにした。コースは久しぶりの坂ノ谷から頂上へ、下りは殿下コースに決めた。
兵庫南部は晴れ、波賀町では雨、坂ノ谷林道の途中からは雪となっていた。
やまめ茶屋から林道を走行していると紅葉が見頃になっており、度々車を停めて紅葉見物をしながら坂ノ谷・殿下の林道分岐に着いた。

坂ノ谷・殿下・林道分岐

登山口

目印の大杉
雪山装備と食事は万全なのに急に自宅を出たものだからストックを忘れてきており、歩き始めるといつもの感覚と違う。
登山口から杉林を登っていくと以前には無かった、よく目立つテープが着けられていた。簡単な杉林なのに、今年の1月には苦戦した場所・・・。
ブナ林に入ると2〜3cmほどの積雪となった。

登山道
大きなブナの間を登っていくが、やはり登山道が白い方が綺麗だ。ブナにも少しばかり雪がくっついている。途中から雪が激しく降ったり止んだり、青空がちらほらと見える。
殿下コースと合流する場所から霧氷が見られ始め、雪も少しずつ深くなってきた。稜線の霧氷が期待できそう。

三ノ丸
三ノ丸に着き展望台に上がってみた。
運良く青空が見えて陽が射したところは銀世界!何度も見た景色だが久しぶりの雪景色に感動した。
展望台の上は体が揺さぶられるほどの強風だったがしばらく景色を眺めていた。頂上への稜線は時々見えていたが頂上付近だけ雲に覆われていた。

展望台から見た三ノ丸コースの景色

展望台から見た鳥取方面の景色

稜線
「やっほ〜」と声を出しながら快適に頂上へ向かう。
積雪は10〜15cm、少し吹雪いていて気温は0〜1℃前後。
霧氷が綺麗で大きなブナを見上げながら歩いていくが、頂上に近づくにつれてガスは深まるばかり。
周囲は幻想的な霧氷の世界となっていた。

幻想的な霧氷景色

頂上
頂上に到着。
すぐに小屋に入ると一人の登山者が居られ挨拶をして昼食の準備に掛かる。その人と話しているうちにリンク仲間の「神戸からの山歩き」さんと分かり驚いた。先日もメール交換したばかり。東尾根を下ると言い先に小屋を出られた。
私達は1時間足らず休憩して三ノ丸へ戻り始めた。

輝く霧氷

稜線の杉林
戻る時の方が激しく雪が降っており、足跡にも少し雪が積もっていた。
三ノ丸が近くなると空は少し明るくなり、再び三ノ丸展望台で景色を眺めて下山した。

三ノ丸から下山開始

殿下コース

坂ノ谷林道
殿下コースは途中から波賀町側へ下り、林道に出て晩秋と初冬の入り混じる景色を眺めながら歩き「逆水の滝」へ寄ってみた。林道から滝へ距離は短いが急坂だった。残りの林道歩きから一層雪が激しくなり、駐車場所に着きすぐに車を走らせた。
次は走行途中にある羊ヶ滝に寄ってみた。羊ヶ滝入口は工事中だが駐車場所ができていて滝への遊歩道も整備されそうだった。

逆水の滝(30m)
落差に関係なく豪快で見栄えが良い。

羊ヶ滝(70m)
周囲の岩と紅葉が調和している。


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