三ノ丸(1464m)〜氷ノ山(1510m) 兵庫県・鳥取県

2007/02/04 曇りのち晴れ 【コースタイム 4時間26分】 MAP (スノーシュー)

響の森(10分・車道)わかさ氷ノ山スキー場(リフト)リフト最上部(59分)三ノ丸(67分)頂上
頂上(21分)仙谷口(59分)氷ノ越(41分)わかさ氷ノ山キャンプ場(9分・車道)響の森

宍粟市波賀町から国道29号を北へ。戸倉峠を越して鳥取県若桜町の氷ノ山スキー場の標識を右折、車道を進みスキー場へ行かずに直進、右手に響の森が見えてきたら右折、響の森(P)まで。
WC(スキー場)(頂上とキャンプ場は冬季閉鎖)


響の森
先日の寒波での積雪は期待外れだったが、スノーシューを楽しめる場所として三ノ丸を決め、B.W.さんと待ち合わせをしている場所へ出発した。天気は小雨だったが、B.W.さんの了解を得て予定通りわかさ氷ノ山スキー場から三ノ丸へ登ることにした。
坂ノ谷コースから下山できるようにB.W.さんの車をやまめ茶屋近くに停めて、私達の車で「わかさ氷ノ山スキー場」へと向かった。

ゲレンデトップからの急登
スキー場が混雑しており響の森に駐車(氷ノ越からの下山も考えて)して車道を歩き、リフト乗場からリフトで楽々ゲレンデトップまで上がった。
スノーシューを着けたのが10時20分、雪の氷ノ山とスノーシューは初めてというB.W.さんを先頭に登り始めた。

三ノ丸へ
ガスの中で展望の無い登りだったがブナ林まで早く着いた気がした。
支度中の山スキーの人に挨拶をして先に三ノ丸へ進むが周囲はガスで真っ白。戸倉峠方面や坂ノ谷方面は全く見ることができず、これでは坂ノ谷へ下ることは無理なので、頂上を目指し氷ノ越を下ることにした。と、いっても頂上への方向が分かるかどうか・・・

三ノ丸にて・・青空が!
今年は雪が少なくて雪原の中に、まだササが見えている。いつ頃、ササが隠れるのだろう。
三ノ丸避難小屋が近くになってやっと見え、小屋で昼食をと思ったが小屋は山スキーのグループで満員。小屋の脇で風を避けての昼食にした。
昼食後、頂上へ向かいかけると急に青空が見えてきて一瞬、綺麗な景色となった。

明るくなってきた〜
時折、見える青空に天候の回復を期待し稜線を歩いていると、願っていた通りの景色となり、霧氷を見るためあちこちと歩き回った。
三ノ丸で出会った人は山スキー者10名とわかん者2名で、ここからは誰とも出会わなかった。

三ノ丸から頂上へ

雪原から望む頂上
景色が良くなり、3人共なかなか歩が進まない。
前方にやっと頂上が見えた!空はもう真っ青!
頂上手前の雪原も綺麗に見えている。やはり少しササが見えているが満点の景色だった。
三ノ丸を背に最後の急登を登り頂上に到着した。

頂上
三ノ丸方面には少しガスが掛かっているが、全体の眺めは良かった。ここまで天気が良くなるとは思わず、朝の天候では、私達二人だけなら登っていなかっただろう。

頂上より望む扇ノ山

下山
時間も気になるので少し居て、氷ノ越へと下山に掛かった。
下山時、頂上直下の霧氷と青空が凄く綺麗で、振り返り振り返り下っていった。

頂上直下の霧氷

こしき岩を背に
登山届けを出した時「こしき岩に気をつけてください」と言われた、そのこしき岩を巻く。
先日の雪がフワフワで思っていたより歩きやすく、アイゼンではなくスノーシューで気をつけながら通過した。

氷ノ越へ

頂上を振り返って

ブナ林

氷ノ越
雪が少ないといってもこちらの尾根では雪庇ができていた。
足に負担がかかるのでゆっくりと氷ノ越へ下ったが、夏道より雪上の方がかなり歩きやすかった。
大小の出来事を交えながら氷ノ越に着き、小休憩とした。
体感温度は丁度で景色も良くなったのであまり疲れは感じなかった。

キャンプ場へ
氷ノ越からは樹林帯を下る。トレースは当てにしていなかったが、一人のツボ足トレースがあり、やはり下りやすかった。
響の森に着きスキー場へ下山報告を入れ、やまめ茶屋まで車で戻り、B.W.さんに挨拶をして帰路に着いた。天気に恵まれ、山友達と話しながら歩いたので楽しい山行となった。


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