扇ノ山(1310m) 鳥取県

2010/4/25 晴れ 【コースタイム 5時間5分】 MAP 残雪
上地(65分)上地登山口(105分)扇ノ山(75分)上地登山口(50分)林道(10分・林道)上地
一般的には上地登山口から登ります。上地〜上地登山口は登山道がありません。残雪のため一部登山道は不明瞭です。


上地川


前方に扇ノ山
残雪期に登りたいと思っていた上地集落からの山行を、時期が遅れたが歩いてみることにした。集落の林道奥から上地川沿いを歩きはじめる。
GPSでルートを辿って進むが、道というはかなり確認しづらい。
ただ、ニリンソウ咲く上地川沿いは大変雰囲気が良い。


渡渉


上地登山口
渡渉は無いと思っていたが谷が迫ってきて渡渉をする。雪解け水が多く渡る場所に一苦労。3回ほど渡渉して杉林を登ると、上地コース登山口の看板がある河合谷林道へ出た。頂上まで2.5kmとある。


渡渉


上地登山道
登山口から谷沿いを少し進んで左手へ渡渉し、沢に沿って歩くと稜線に向かう急登の連続となる。


ブナ林の急登
この急登はかなりしんどいが、若いブナの続く雰囲気の良い登山道だった。
ほんの少しづつ残雪も見え始めてきて綺麗な景色だ。


ブナと雪原
標高1100mまで登ると、ブナと雪原の世界となり、景色は一変した。
その広いブナ林と残雪の中を少し歩くと稜線の登山道と合流し、右手の頂上へ向かった。何度来ても扇ノ山のブナは綺麗だ。


急坂


頂上
展望台を過ぎて、すぐに小屋のある頂上に到着し昼食とする。
ここで、ユウさん、シジュウさん達と出会って楽しく過ごさせてもらった。
小屋の周りの雪は殆ど融けており、周囲のササも起き上がってきていた。


頂上から望む氷ノ山 


頂上から望む仏ノ尾・青ヶ丸


大ヅッコ 
展望は良く氷ノ山、青ヶ丸などはくっきりと望むことができた。下山は大石ルートを歩きたかったが、時間も気になり今回はピストンとする。


林道


オオユリワサビ
無事に急坂を下って登山口の林道まで下山し、上地川沿いへ下りて、気になっていた渡渉を意外と簡単に終わらせる。
後は往路を歩き、途中で林道へ出て駐車地に戻った。
渓流、山野草、ブナ、残雪と変化のあるルートがとても面白かった。


サンインシロガネソウ


ヒトリシズカ


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