2011/2/26 晴れ 【コースタイム 8時間35分】 MAP スノーシュー |
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八河谷(160分)鳴滝山(75分)東山(40分)大乢(130分)若杉峠(90分)峰越峠(20分・車道)ラドン水 |
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登山道はありません。 GPSデータ/20.4km/累積標高+2023m -1586m |
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杉の木村 |
取り付き |
冷え込み晴天予報なので鳴滝山〜東山〜千種スキー場へと歩いてみた。
朝7時、家内の運転で智頭町八河谷に到着。除雪はここまでで長丁場を覚悟して一人で歩き始める。鳴滝上部の林道は雪崩れていて注意が必要だ。取り付きは、昨年登った尾根の隣を登る予定だったが、登り始めてすぐ昨年と同尾根と気が付いた。だが引き返す時間がもったいなくそのまま登り続ける。 |
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登る予定だった尾根が見える |
鳴滝山 |
植林を抜け右に視界が開けると登る予定だった尾根の霧氷が美しく見える。
だがこちらの尾根も綺麗で、特に鳴滝山手前では見事な霧氷が迎えてくれた。鳴滝山に到着し、いつものようにアンパン休憩しながら展望を楽しむ。
夏の鳴滝山はあまり取り柄のない山だが冬は山容が変わり、展望も利いて別人(山)である。東山に12時着と計画しているから概ね予定通りだ。 |
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鳴滝山からの東山 |
携帯で自宅に連絡をして縦走開始しようとすると東山に向け新しいスノーシュー跡があり驚いた。何処から?と思いながらも霧氷と展望を存分に楽しみながら進んでいく。 |
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縦走路 |
氷ノ山(左)と東山(正面) |
鳴滝山でよく締まっていた雪も標高を下げてくると少し緩んできていたが、大きく時間に影響することはなさそうだ。昨年と比べ積雪はかなり多い。 |
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縦走路からの展望・扇ノ山〜氷ノ山 |
稜線からの展望は抜群で、霧氷の向こうに県境の山々や東山が素晴らしい。 |
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雪原とブナ林 |
やがて大きなブナの雪原を快適に歩くと、東山前峰への切り開かれた雪原の急坂となる。 |
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歩いてきた稜線を振り返る |
霧氷 |
急坂で一息入れながら振り返ると辿ってきた稜線や背後の景色が素晴らしい。前峰に着くと一層展望が開けて鳴滝山とその向こうに大山や中国山地の峰々、扇ノ山や青ヶ丸、氷ノ山も。圧巻は前方に見える純白の東山山頂である |
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目前の東山 |
東山 |
前峰から東山山頂まではほんの少しだが振り返っては写真を撮り々、11:15、東山に到着。 |
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東山からの展望 |
東山からの展望 |
東山で昼食とし、先程の山々と沖ノ山、後山連山、三室山、くらますなどを眺めながら至福の時を過ごす。冷たい風の中、時折雪片が舞う。 |
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展望 |
下山 |
少し電波が届き難いが携帯で自宅に連絡を入れ、ちくさスキー場まで4時間ほどとみて、およその迎え時間を伝える・・・。
12時、下山開始。去りがたいほどの景色である。 |
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大乢へ下山 |
大乢 |
少し緩んできた雪原を注意しながら下り、素晴らしい展望の中、大乢(沖ノ山林道)に下山。若杉原生林への急坂を10分足らず登り、振り返ると東山の勇姿がデンと見える。そこには芦津・吉川越まで2.4kmの標識がある。 |
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中国自然歩道から望む氷ノ山 |
芦津・吉川越 |
ここから若杉原生林までは小さなアップダウンはあるものの緩やかな尾根で、途中で積雪時ならではの展望もできる。
だがその後、狩谷山から若杉原生林までの地形がややこしい。急がば回れなのに直線的に歩こうとする愚行をして少し遅くなる。 |
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若杉原生林 |
若杉峠 |
東屋に着いたのは14:45。ラドン水に16:00着は難しい時間だ。サブコースとして大茅スキー場へも考えていたが、予定通り千種へ歩くことにする。
携帯は繋がらず、すぐに出発。短く下って若杉峠へ。この後の登り返しやアップダウンはあるが、しばしば歩いているので覚悟はできている。 |
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若杉峠からの稜線より |
時間が気になるが展望が素晴らしく、さきほど登頂していた東山、扇ノ山、氷ノ山、くらます、三室山、天児屋山など北から西への眺めがよい。 |
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振り返って |
峰越峠 |
三国平、江浪峠への分岐まで歩き、ここらあたりの雪の緩みを懸念していたがたくさんの踏み跡があり、沈み込みは殆ど無く峰越峠までいっきに駆け抜けた。16:20、峰越峠に下山。ここからも携帯は繋がらず、気にしながらラドン水まで歩くと迎えの車が待っていた。 |
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