扇ノ山(1310m)
鳥取県

2014/2/24 晴れ 【コースタイム 7時間25分】 MAP スノーシュー
上地(10分・車道)取り付き(240分)扇ノ山(185分)上地(10分・車道)駐車地
GPSデータ/15.7km/累積標高+.-1352m
2月にしては雪が少なそうなので扇ノ山に登ってみようと急に決める。
コースは2年前に歩いた上地からの周回ルートにした。ただ、気温の上昇で雪が重くなるのが気になるところだ。早朝、上地集落に着くと除雪が一昨年より400m手前までで、長いルートだが往復800mも余分に歩くことになった。

取り付き

緩やかな尾根
取り付きは一昨年と同じ場所で凍結した急坂を息切れしながら登る。
登りきると緩やかな尾根歩きとなり軽快に歩けるはずだが、気温が上昇してきて雪がベトつき歩き難い。

上部に河合谷林道

前方に主稜線
河合谷林道に出ると東山や鳴滝山、高鉢山方面が霞んで見える。くっきりしていれば良い展望地なのだが。林道の雪はたっぷりで真っ白だ。

雰囲気は良いが雪が重い

広大なブナ林へ突入

着雪したブナ
カラマツ林を抜けて展望所で景色を眺めていく。ブナが多くなってきて大石方面と合流し稜線へ近道して出た。ブナ林では今回も熊の足跡を見た。
霧氷は無いがブナの着雪と青空が綺麗だ。広いブナ林は何処でも歩けて方向には要注意である。

ブナ林

大ヅッコを振り返る
稜線に出て綺麗な雪景色を見ながら登るが、重い雪が一層重くなり15cmほどの沈み込みが大変辛い。大ヅッコへ足を引きずりながら登っているとスノーモービルの跡が見えて、これに助けられて畑ヶ平分岐までラクに登れた。

仏ノ尾と青ヶ丸を展望

扇ノ山にて
畑ヶ平分岐からはトレースが無くなるが山頂まであと少しだ。蘇武岳、仏ノ尾、青ヶ丸が綺麗に望める。やっと扇ノ山の頂に到着!疲れたが登ってきて良かったと思う瞬間である。小屋の入口は積雪と屋根からの落雪で埋まっていた。暖かい山頂で景色を眺めながらランチタイム、30分ほど足を休めた。

扇ノ山から青ヶ丸と氷ノ山を望む

振り返って山頂方面 右は氷ノ山
下りはお気に入りの境界尾根を下る。少し前のスキー跡が姫路分岐まで薄く残っていた。こちらは青ヶ丸、氷ノ山、東山などの展望ができる。

ブナ林

河合谷林道

痩せ尾根
河合谷林道に下りて再び尾根にのる。痩せ尾根があり雪庇と右側への滑落に注意して通過した。始終ベタ雪のオモリをくっつけながら下っていく。

上地集落へ下る

上地集落へ下山
途中で上地集落方面へ折れて林道へ下山。心配していた林道のショートカットも今回はうまくでき上地集落奥に無事下りることができた。ロングコースとベタ雪でしんどかったが、充実した一日だった。


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